万一に備えるための〜保険の相続対策
万一に備えるための〜保険の相続対策
文書作成日:2016/07/05


 相続により年金の継続受取をする場合、受取方法が年金と一時金でどう違いますか。




 夫が亡くなり、受給していた個人年金保険の相続手続きを行うことになりました。
 保険会社の案内によると、継続受取人として妻である私が指定されており、受取り方法は年金か一時金か選択できるということでした。年金と一時金、受取り方法による違いや注意事項について教えてください。
 なお、個人年金保険の契約者(=保険料負担者)は夫で、年金種類は10年確定年金。3年前に年金支給開始となっており、3年分の年金は夫が受取り済みです。




 10年確定年金ということなので、残り7年分の年金を受取る権利=「年金受給権」を引き継ぐことになります。
 継続受取人が指定されている場合、他の生命保険と同じく 民法上は「継続受取人の固有の財産」、相続税法上は「みなし相続財産」として扱われます。ただし、既に年金受給を開始しているとのことですので、死亡保険金にある「500万円×法定相続人」の非課税枠を適用することはできません。
 さて、ご質問の受取り方法による違いは、以下のとおりです。






 相続する他の財産や継続受取人の今後の収入予測、生活設計によって、年金か一時金かどちらの受け取り方法が適切かの判断が異なります。具体的な試算のもと、専門家にご相談の上で検討されることをお勧めします。


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