トラブルにならないための〜法律の相続対策
トラブルにならないための〜法律の相続対策
文書作成日:2016/06/20


 今回は相談事例を通じて、遺言書の種類 についてご紹介します。




 私には妻と子供が3人います。私の死後、相続手続きで困らないように遺言書を作っておきたいと考えています。遺言書にはいくつか種類があると聞きましたが、どう違うのでしょうか。




 遺言の形式には、普通方式によるものと特別方式によるものがあります。特別方式には危急時遺言と隔絶時遺言の2種類がありますが、一般的には普通方式により作成します。以下では、普通方式についてご説明いたします。




 普通方式による遺言のメリット・デメリットは以下のとおりです。

  

※自筆証書遺言の方式(民法968条1項)
 遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。


 兄弟姉妹以外の法定相続人には、遺留分として、相続財産のうち法律上留保されることが保障された割合があります(@直系尊属のみが相続人である場合、相続財産の3分の1、A@以外の場合には、相続財産の2分の1です。)。遺留分をめぐる争いを避けるために、遺留分に配慮して作成すると良いでしょう。

 遺言を作成することは、遺されたご家族の方の手続きが楽になるだけでなく、ご自身の最期の気持ちを表現することにもなります。内容や状況に応じて、どの方式の遺言がご自身に適しているか検討し、作成されることをお勧めします。



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